「べらぼう」そうきたか!老舗ができないことをやる−−挑戦とアイデアの宝庫・蔦重の底力【後編】 (4/9ページ)
北尾重政(橋本淳)と勝川春章(前野朋哉)という絵師による豪華な彩色絵本で、吉原の人気遊女の日常の姿を描いた本です。第10話で、その本を、蔦重は鳥山検校(市原隼人)に身請けされ吉原を出ていく瀬川(小芝風花)に贈りました。
『青楼美人合姿鏡』(北尾重政・勝川春草)一番右で読書しているのが松葉屋の瀬川花魁
自分が本を読んでいる姿が描かれているのを見て、喜ぶ瀬川。
「俺は『吉原をもっといいところにしたい』と二人で見ていた夢から覚めるつもりは毛筋ほどもねえよ。俺と花魁を繋ぐもんはこれしかねえから。俺はその夢を見続けるよ」と語る蔦重に「そりゃまあ、べらぼうだねえ」と、涙を流す瀬川の姿はいまだに記憶に新しいところです。