「べらぼう」そうきたか!老舗ができないことをやる−−挑戦とアイデアの宝庫・蔦重の底力【後編】 (9/9ページ)
まさに、太田南畝の「『そうきたか!』と思わせることをするのが蔦重のいいところ」と言う言葉が蘇ります。まさにここで「そうきたか!」の場面でした。
その言葉通り、蔦重は歌麿の絵の才能をPRするためのお披露目会「歌麿大明神の会」を開き、さまざまなクリエーターに顔合わせをさせます。
そんな大事な会なのに、いろいろと心情的に抱え込んでしまった恋川春町が(岡山天音)とうとうブチ切れて大暴れして、まさにリアルに「筆を折る」ことに……と、これはまた別のお話に。
けれども、以前歌麿が「恋川春町の絵は味がある」言っていたように、筆者も味わい深い春町の絵や発想が大好きなので、まだまだドラマの中で大活躍して欲しいと願っています。
恋川春町の「無益委記」[恋川春町] [画作]『楠無益委記 : 3巻』,[天明4(1784)]. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/9892493
今後がどのような脚本の展開になっていくのか。蔦重の『そうきたか!』が発揮されて大ヒットが生まれるよう、祈りつつ続きを楽しみに待ちたいと思います。
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