大河『べらぼう』“こじらせ隠キャ”な恋川春町が…闇堕ちからの、殻をぶち破り天才・酒上不埒が爆誕!【前編】 (10/10ページ)
恋川春町『辞闘戰新根』(東京都立中央図書館所蔵)
出典: 国書データベース,https://doi.org/10.20730/100053668
絵の才能を持つ歌麿と、売れっ子戯作者の喜三二という、作り手としての「本のプロ」(蔦重もプロですが売る側なので)が、自分の作品のファントークで盛り上がってくれる姿は、同じく作り手として嬉しいだろうな……と感じました。
「俺のような辛気臭い男がいてよいのか?」と涙ぐみながらも、やっと自分自身を前向きに受け止められるようになったようです。
蔦重のキャラと行動力・発想力が通用しない時は、チーム蔦重が欠けている部分をサポートする。歌麿と喜三二の素晴らしいフォローぶりでした。
蔦重の「そうきたか!」なアイデア力・行動力・まっすぐなコミュ力が、しっかりと仲間とのつながりを育んできたことを思わせるシーンだったと思います。
【後編】では、“隠キャ”の天才が自らの殻をぶちやぶり才能を爆発させた作品、悲しい最後についてご紹介したいと思います。
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