幼馴染みから政治の犠牲に…日本最古の悲恋・十市皇女と高市皇子の純愛をさまざまな角度から考察【前編】 (12/12ページ)
とはいえ、天武朝における彼女の立場は決して安穏なものではなかったはずです。夫・大友を失った悲しみを常に抱えながら、父のもとで暮らしていたことは想像に難くありません。
では[前編]はここまでにしましょう。[中編]では、壬申の乱の後に飛鳥に戻った十市皇女の動向とその死。そして、彼女に捧げた高市皇子の挽歌についてお話ししましょう。
※参考文献
板野博行著 『眠れないほどおもしろい 万葉集』王様文庫 2020年1月
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