『べらぼう』庶民、幕閣、大奥から総スカンの松平定信!祖父・徳川吉宗との改革の違いを徹底比較[後編] (1/9ページ)
NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』では、主人公・蔦屋重三郎(横浜流星)を中心とする仲間たちが「チーム蔦中」を結成、彼らが「ふんどし野郎」と呼ぶのが、幕府の筆頭老中・松平定信(井上祐貴)だ。
NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」公式サイトより。🄫NHK
定信は、江戸幕府の三大改革(田沼意次の政治を含め「四大改革」とも)に数えられる「寛政の改革」を主導した人物。彼が理想としたのは、祖父であり第8代将軍・徳川吉宗の政治、すなわち「享保の改革」だった。
吉宗の享保の改革が、幕府財政の立て直しに成功したと評価される一方、定信の寛政の改革は、あまりに厳格すぎたため反発を招き、失敗に終わったとされている。