『べらぼう』の感動ふたたび!総集編の前に“エンタメの神々”の胸に刺さった名場面をもう一度【チーム蔦重編】 (7/12ページ)
「んじゃ、助太刀に行きますか」「弟子が世に出られなくなっちまうからね」と、皆の様子を見ながら割って入るタイミングを見計らっていた、さすがの師匠二人でした。
松平定信の“神”だった恋川春町
「俺たち役に立てっかな?」の言葉が実にかっこよかった。一番大変なクリエイター側が自ら、「俺らがそれ引き受けるぜ」と名乗り出たのですから。
京伝は、そんな師匠の男気に感化され、自ら「蔦重さん」と声をかけます。「俺…戻って草稿書いてきますね!」と。「面倒に巻き込まれたくない。ふわふわしていたい」と言っていた京伝が「書いてきますね」と宣言したのは嬉しい場面でした。
驚きつつも蔦重は「いっそ、そのまま出せるもん、頼むぜ…!」と言ってか「京伝先生!」と敬称をつけます。
やはりプロデューサーは「夢」を形にしてくれるクリエーターを、クリエーターは作品を売り出してくれるプロデューサーを、互いにリスペクトしていることが伝わる感動的なシーンでした。
松平定信の“神”だった恋川春町
恋川春町(岡山天音)こと倉橋格は、駿河小島藩一万石松平家の家臣で留守居役、重役加判などの要職を歴任したエリートでいながら、クリエイティブな才能に恵まれた人でした。