『べらぼう』の感動ふたたび!総集編の前に“エンタメの神々”の胸に刺さった名場面をもう一度【チーム蔦重編】 (9/12ページ)
第47話『饅頭こわい』で、松平定信が、春町を追い詰めたのは「自分の政の中で唯一の不覚」と認め、「春町は我が神。蔦屋耕書堂は神々の集うやしろであった」と言いました。春町に聞かせたい言葉でしたね。
名セリフ「そう来たか!」の産みの親・太田南畝
20話「寝惚けて候」で登場した狂歌師・太田南畝(桐谷健太)は、終始、ポジティブな明るさで支えてくれた人でした。
ボロ家に住んでいて、蔦重に「障子が破れておりますが」と言われても、
「穴の向こうに富士が見える。あなあなあな穴あなめでたし」と答えるほど。
明るい南畝に触発され仲間の狂歌会に呼ばれた蔦重は、一見ふざけているようで、実は文学の素養がないと詠めない狂歌の奥深さに「狂歌は流行るぞ、俺が流行らせるぞ!」と魅せられました。
そんな南畝は、蔦重が、老舗の本屋とまだ経験の浅い自分との力量差を知って落ち込んでいたとき「けれど、そこが良いところだ。老舗の本屋が出せないものを出せるじゃないか」と言います。
「『細見』が煎餅みたいになったときゃあ、“そう来たか”って驚いたよ」といいます。