『べらぼう』の感動ふたたび!総集編の前に“エンタメの神々”の胸に刺さった名場面をもう一度【チーム蔦重編】 (8/12ページ)
黄表紙本の元祖『金々先生栄花夢』であっという間にヒットメーカーになり酒上不埒という名前で、狂歌師としても活躍していました。
ドラマでは、真面目で堅物でちょっと面倒くさい感じだけれど憎めなくてかわいい……と評判に。いろいろ印象に残るエピソードはたくさんある人です。
才能に溢れていた恋川春町。NHK大河「べらぼう」公式サイトより
春町は、老中・松平定信をあてこすった本が定信の逆鱗に触れ呼び出しをくらい、最初は引退して逃げ切るつもりだったのに、厳しく追及されお家や主君を守るために、切腹という悲劇的な最期を迎えてしまいました。
武士として切腹はしたものの、クリエーターとして権力に屈したわけではないと「桶に入れた豆腐(の角)に頭をぶつけて死ぬ」というオチを付けた春町。
遺書を読み返しながら、「皆に、迷惑をかける」部分に、「恩着せがましいな」と破る場面は胸が痛かった……真面目で純粋な人でした。
春町の死を定信に伝えにいった主君の松平信義(林家正蔵)。蔦重からの伝言としながら「戯ければ、腹を切られねばならぬ世とは、一体誰を幸せにするのか。」というセリフは激しい怒りが伝わってきて震える場面でした。
主君にも愛されていた春町。