皇室の祖神は天照大神ではなかった──古事記・日本書紀から最初の皇祖神・高御産巣日神の正体を考察 (2/9ページ)
比較・考察の内容
・『古事記』『日本書紀』から高御産巣日神と天照大神を比較
・両神は神話の中で、どのような関係性にあったのか考察
・天照大神が皇祖神として確立していく流れを解説
天照大神。『岩戸神楽乃起顕(国貞改豊国画)』(Wikipedia)
本来の司令神と目されていた高御産巣日神日本神話の原点とも目される『古事記』『日本書紀』には、数多くの神々が描かれていますが、その中でも皇室の祖神、そして至高神(神々の頂点に立つ神格)とされる存在が天照大神です。まずは『記紀』の神話をもとに、天照大神と皇室との結び付きについて見ていきましょう。