皇室の祖神は天照大神ではなかった──古事記・日本書紀から最初の皇祖神・高御産巣日神の正体を考察 (1/9ページ)

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皇室の祖神は天照大神ではなかった──古事記・日本書紀から最初の皇祖神・高御産巣日神の正体を考察

新年を迎え、1年の幸福を願い、初詣で神社を参拝された方も多いのではないでしょうか。

神社に祀られている神々は多種多様ですが、日本神話に登場する神々の中で、最もよく知られた存在といえば、天照大神(あまてらすおおみかみ)を思い浮かべる方が多いでしょう。

天照大神は、天皇家の祖神(皇祖神)として伊勢神宮に祀られてきた神ですが、実は天照大神が皇祖神として確立される以前、より早い段階で「皇室の先祖神」と位置づけられていた神さまが存在していました。

その神の名は、高御産巣日神(たかみむすひのかみ)といいます。

なぜ高御産巣日神ではなく天照大神が、皇室の先祖神として確立されていったのか?

本稿では、誰もが皇室の祖神と認識する天照大神と、あまり知られることのないもう一柱の皇祖神・高御産巣日神に光を当て、比較・考察し、その歴史的・神話的背景を、読み解きます。

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