皇室の祖神は天照大神ではなかった──古事記・日本書紀から最初の皇祖神・高御産巣日神の正体を考察 (9/9ページ)
もともとは太陽神的性格を有していたものが、生産神へと性格を変えていきました。そして同じ太陽神であるがゆえに、その神格が天照大神へと引き継がれていったのです。
このように、高御産巣日神は本来の天皇家の祖先神であり、天孫降臨を司る司令神として、天皇家創設において極めて重要な役割を果たした神であったといえるでしょう。
そして、同神は天照大神以上に「真の至高神」、すなわち神々の頂点に立つ神格として捉えることもできるのです。
※参考文献:國學院大學「古典文化学事業」
日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan