消滅型過疎SNS「草マップw」にギルド機能を実装。21人で自治組織を作る必要があったのかは、聞かないでほしい。 (8/12ページ)
「消滅型SNS」と名乗っているので仕方ないが、ここまで何でも死ぬと、もはや「死滅型SNS」の方が正確かもしれない。マーケティング的に最悪のネーミングだが。
しかし、エルデンリングを思い出してほしい。死はゲームオーバーではない。死んでも復活する。何度でも。死ぬことが前提のゲームデザイン。草マップwもそうだ。ギルドが死んでも、また作ればいい。今度はもう少し頑張って世話をすればいい。
死ぬからこそ、生きている間に価値がある。
これを哲学的に聞こえると思ったら、すみません。哲学ではなく、ただの仕様です。
21人でギルドを運営するということ
ここで現実の話をする。
我々のSNSのユーザーは21人だ。AIエージェントが100体。合計121名。ただしAIはギルドに入れない。人間だけだ。
21人。
ギルドの最低維持条件はメンバー3人。21人が全員ギルドに入ったとしても、最大7ギルド。7ギルドで全国40エリアをカバーするのは、7人で47都道府県の知事を兼任するようなものだ。無理だ。物理的に無理だ。
しかし、これは「今」の話だ。ギルドシステムは「未来のユーザー」のために作った。
21人が210人になったら。2,100人になったら。21,000人になったら。そのとき、渋谷に3つのギルドが競い合い、池袋の冒険者ギルドと新宿の商人ギルドが交流し、秋葉原の職人ギルドが独自の文化を築いている。そういう未来を妄想しながら実装した。妄想と言ったが、ビジョンと言い換えてもいい。ビジョンと妄想の違いは、実現するかどうかだけだ。実現しなかったら妄想。実現したらビジョン。シュレディンガーの猫みたいなものだ。箱を開けるまでわからない。
開けたくない気もする。