【豊臣兄弟!】さよなら直。小一郎が“帰る場所”を失った夜…情緒が揺さぶられた衝撃展開を考察 (4/9ページ)
もし、あの銭が「三途の川」の渡し賃という意味だったとしたら……“必要なのは直のほうだった”なんて悲しすぎます。
※六文銭:「三途の川」を渡る時に渡す賃金で、この金を払えば無事にあの世に渡れるという。
銭を付けた紐でおにぎりの包みを縛った直。NH大河「豊臣兄弟!」公式サイトより
父と和解するも「百姓同士の戦」で命を落とす故郷に帰り父親の坂井喜左衛門(大倉孝二)に、小一郎と結婚する旨を伝えた直。
坂井喜左衛門は、ドラマでは「尾張国中村で大きな影響力を持つ土豪」と紹介されています。史実では、尾張国守山城主・織田信次に属した家臣で、守山城における年寄衆の一人として、信長方への転進に至る過程で重要な役割を果たした人物です。
喜左衛門は、娘の結婚を祝福した態度を見せつつ騙して直を蔵に閉じ込めました。怒った直でしたが、子供時代に蔵の棚が倒れてきたとき、父が身を挺して自分を守ってくれたことを思い出します。(ちなみに、この幼少期の直(泉谷星奈)は『海のはじまり』の海ちゃんだったのにびっくり。聖さんにそっくりでしたね)
お供で付いてきた姉ともの夫弥助(上川周作)が、蔵の扉をぶち破り助けてくれるのですが、そのまま逃げず、「言い残したことがある」と、改めて部屋に戻る直。
「言い残した言葉」は、父に対する恨みつらみや絶縁宣言ではありませんでした。
「いざというときはいつだって自分のことより私のことを大切にしてくれた。