【豊臣兄弟!】さよなら直。小一郎が“帰る場所”を失った夜…情緒が揺さぶられた衝撃展開を考察 (8/9ページ)
それだけでお手柄じゃ!生きていればまた次がある」と“命”あることを喜びました。
直はオリジナルキャラクターですが、百姓の小一郎が「秀長」になるまでの創世記を支えた、大切な人物 でした。
小一郎に村を出る決心をさせ、「侍」という存在にうんざりし村に帰る!と決めた小一郎に夢を思い出させ。
戦場の過酷さに「死にとうない」と泣いた小一郎を「生きているだけで十分じゃ」と迎え。そして、小一郎に「自分が帰る場所は唯一直だけだ」と気付かせ。
その帰る場所を失った喪失感、最愛の人を守れなかった無念さ、故郷の百姓の間で起こっていた深刻な事態に気が付かなかった残念さなどは、生涯小一郎の心に刻まれるはず。
豊臣秀長という人物は、史実でも「寛仁大度(情け深く人を受け入れる器の大きい人物)」と言われています。
直は、その秀長の土台を作り上げた存在といえるでしょう。
最後に第8話『墨俣一夜城』。「一夜で建てた城」ではなく、「一夜で去ったから墨俣一夜城」というストーリーのかっこよさに痺れました。
あっという間に豪快に走る炎と燃え盛る城、少年漫画の「爆弾オチ」でしたが、振り向かない藤吉郎の潔さにも魅せられました。
そして、こっそりと部屋の中から紙片を渡したり、暗闇でいきなり「あのぉ」と小声で話かけたり、なにやら陰キャな感じで初登場した竹中半兵衛。
