【豊臣兄弟!】お市の戯言がまことに…第10話で起きた2つの「嘘から出た実」と「兄妹の絆」を考察 (3/9ページ)

Japaaan

ただ、単純に「男になりたい!手柄をあげて兄に認められたい!」という願望ではないのが、お市の切ないところです。

第6話『兄弟の絆』で豊臣兄弟の絆の強さに負けたのに、なぜかご機嫌だった信長。自分の命と出世を引き換えに小一郎が兄を見捨てるかと思いきや、「兄を絶対に裏切らない」という命懸けの強い意志を見せつけられ、「こういう弟もいる」と嬉しかったのでしょう。

そんな兄の様子を見て、お市は「私が小一郎のように『弟』であったら。兄に『ここに絶対に裏切らない弟もいる』と実感させられたのに」と悔しく思ったはず。

でも『妹』ではできない。せめて兄のため、政略結婚の道具になるのがせいいっぱいです。まったく未知の戦いに単身乗り出すのですから「初陣じゃ」と覚悟を決め、自身を鼓舞したのでしょう。

絆の強い兄と妹。(NHK大河「豊臣兄弟!」公式サイトより)

『嘘から出た実(まこと)』となった小一郎の思いやり

そんな、お市に小一郎は嘘をつきました。第5話「嘘から出た実(まこと)」がまた登場します。

あのときの二つの「嘘から出た実(まこと)」の一つは、松平元康(のちの徳川家康/松下洸平)の超適当な嘘と、大沢次郎左衛門(松尾諭)を調略するためにデマをばらまいた藤吉郎の嘘。家康の嘘を信じた藤吉郎が、調略に成功しまさに、二つの嘘が「嘘から出た実(まこと)」となりましたね。

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