【豊臣兄弟!】お市の戯言がまことに…第10話で起きた2つの「嘘から出た実」と「兄妹の絆」を考察 (7/9ページ)
そんな勝家に「気をつけて帰れよ」と声をかけて立ち去るお市の目には涙が浮かんでいたように見えます。
勝家にというより、彼が帰ることで「これで私はいよいよ浅井家に独り残されるのだ」という寂寥感ではないかと思います。
よく聞くと、「あなたと一緒になればよかった」という告白なのに、「いっそ」とか「マシ」とか、割と失礼な物言いをしている、お市。
そこは気にせず「お市様の圏内に入った」ことで焦りまくる純情な勝家。
いい場面でしたね。焦りまくる勝家に「戯言じゃ」というお市、わりと小悪魔っぽい面も。
このお市の戯言が、二つの目の「嘘から出た実(まこと)」でした。
お市と柴田勝家。お市の戯言が将来的に「まこと」となる。(NHK大河「豊臣兄弟!」公式サイトより)
60歳でようやく想い人のお市と初めての結婚お市は、長政との間に三人の娘をもうけ幸せな生活を送ると思いきや、織田家に追い詰められ長政は自害。その後、愛する兄信長も自害するという悲劇が続きます。
そして、お市は自身の「戯言」通りに、勝家と再婚。勝家は60歳でようやく想い人のお市と再婚します。勝家は妻を大切にしそのまま幸せに末永く暮らしました……とはならないのが史実の辛いところ。