【豊臣兄弟!】残酷な史実の前フリに…浅井長政(中島歩)のお市(宮﨑あおい)への“誠実な愛情”を考察 (4/10ページ)
「すまぬ、私は忙しさのあまりに気が回らなかった」と詫びる長政。「そのような気遣いはいりませぬ。武功をあげることが何よりの手土産。戦に出たら私のことなどお忘れください」と答えるお市、冷たい声色。
「それはできぬ。私はそなたを思えばこそ戦える……織田殿のような強き武将になれそうもない。すまんな」といいつつ部屋を去る長政ですが、廊下を歩きながらふと立ち止まり、懐から布にくるんだ包みを出します。
中には信長の土産と同じ鏡が!それを眺めてため息をつく長政でした。
実は、「気が回らなかった」どころか、ちゃんとお土産を買ってたのですね。家臣に頼んだのではなく、自分で吟味してお市が喜ぶ顔を想像しながら一生懸命に選んだのではないでしょうか。(この中島・長政にはそんな誠実さを感じます)
けれども、信長の土産とかぶったうえにお市の嬉しそうな表情を見て「実は私も買ってたんだ」とは言えなくなってしまったのが切な過ぎました。
思わず、古いですが「惚れてまうやろう〜!」と叫びたくなった胸キュンな場面。そんな長政の後ろ姿を見て、「まこと、お優しいお方」とつぶやくお市の口調がちょっと冷たくて切ない。
「私は織田の人質。いざということもあるから決して心は許すまい!そもそも兄上と違い過ぎてタイプじゃないし!」と、頑なに心のシャッターを降ろしている感じがしました。