朝ドラ『風、薫る』別れの時へ…バーンズ先生が残した名言と軌跡━━実在モデルが日本に残した偉業 (7/10ページ)
バーンズ先生の言葉は、ナイチンゲールやアグネス・ヴェッチを彷彿させます。これにはSNSでも「胸に沁みる名言」と話題になっていましたね。
バーンズ先生に怒られた一ノ瀬りんは「看護婦の感染対策」の必要性を知る(NHK「風、薫る」公式サイトより)
「What is nursing?」バーンズ先生が、看護学生たちに一番伝えたかった言葉。
「What is nursing?」。
ナイチンゲールの著書『NOTES ON NURSING』(1859年)に書かれている言葉です。この本は近代看護の原点とされる名著ですが一般女性に向けたものでもありました。
看護学生たちは、看護で重要なのは『observe=観察』であることを学びます。バーンズ先生は、常に看護学生たちも病院の医師たちもしっかり観察していました。
病院ではわざと日本語がわからないフリをして医師や患者を観察。医師らは何か不利益なことがあったら看護学生のせいにしようと目論んでいるので、その兆候を観察して彼女らを守っていました。
また、看護は患者の死に向き合う仕事なのでときには挫けてしまうもの。優しい心とともに、強い心・冷静さも必要だと教えたのでした。