朝ドラ『風、薫る』虎太郎(小林虎之介)が再登場!『立身出世』を夢見る明治社会の若者群の象徴か (4/9ページ)

Japaaan

上京するりんを見送りながらも、いつか対等の立場になりたいと決意したことが、今回の再会につながっているのでしょう。

実際、大関和も18歳で黒羽藩士族・渡辺福之進豊綱と結婚。夫は40歳で、すでに5人も妾がいてそれぞれに子供もいたとか。しかも「妾を持つのは男の甲斐性。女の嫉妬は見苦しい」とぬかす、絵に描いたようなモラ男でした。

和は、そんな夫や姑、不貞を一方的に認める法律や風潮に嫌気がさし離婚。原案小説では和には虎太郎のような存在はいなかったようです。

虎太郎の怪我を白いハンカチで手当てするりん。(NHK「風、薫る」公式サイトより)

「東京に出てきて勝負をかける」心意気

りんが看護学校を卒業し、トレインド・ナースとして病院勤務になるタイミングで現れた虎太郎。

以前とはがらりと変わり、スリーピーススーツに白いウィングカラーのシャツにネクタイ、ソフト帽というハイカラなスタイルで別人のようです。

銀座の製薬会社に勤め、給仕として働いているうちに社長に認められて今月から社員になった」とか。

どうして東京に?と問われ、

「故郷にいても100年前と変わらない。家族を支えていくには東京に出ないと。東京は努力した分だけ自分の力で上にあがれる。勝負するなら東京だ」と答えました。

なぜ製薬会社なのか?今のところ明確な理由はわかりません。

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