朝ドラ『風、薫る』りんが書いた“看護のいろは”は実在!黒川医師と明治のナイチンゲール・大関和の看護黎明期 (7/10ページ)

Japaaan

素人の少女に適当な「看護」を教えて看護婦と偽り派遣したり、「看護婦は派遣先の家で体を売っている」などデマが飛び交ったりもしました。

このままでは看護婦の評判が悪くなる考えた和と雅。

和は知人のコネを使い内務省衛生局に直訴、雅は「東京看護婦会講習所」を設立して看護婦の養成に務めました。

明治32年(1899)に出版した『看護婦派出心得』は、版を重ねるほど看護婦を目指す多くの人に読み継がれました。

派出看護婦の会が発足。結婚したしのぶが派出看護婦をやってくれることに。(NHK「風、薫る」公式サイトより)

ナイチンゲールの看護方法がいかされた本

『看護婦派出心得』の冒頭(下の写真参照)

〜「夫れ看護婦たらんとする者は、先ず普通の看護学を修むるを要す。精神に於ては仁慈、敬愛、温和、忍耐、謙遜にして挙動静粛、品行方正、言語を慎み…患者に対しては、貴賎上下の別なく一様に信愛を以てその本分を尽さざるべからず」〜

看護学を身に付けるだけではなく精神的なことも必要で、患者には貴賎はないことなども書かれています。

さらに、患者宅では環境が衛生的であることとともに看護婦の感染対策にも触れています。

まさに看護養成所で学んだナイチンゲール方式の看護学そのものですね。

さらに、患者向けの食事の作り方や感染患者の看護の心得、死体の取り扱い方までも。

「朝ドラ『風、薫る』りんが書いた“看護のいろは”は実在!黒川医師と明治のナイチンゲール・大関和の看護黎明期」のページです。デイリーニュースオンラインは、瀬尾原始大関和風、薫る看護明治時代カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る