朝ドラ『風、薫る』りんが書いた“看護のいろは”は実在!黒川医師と明治のナイチンゲール・大関和の看護黎明期 (9/10ページ)

Japaaan

『実地看護法』は、さまざまな病気や怪我の症状に対する看護方法が書いてあり医学書そのもの。和は「医師と対等、あるいはそれ以上の知識があった」ともいわれますが、それが頷ける内容です。

そして、「治療や薬、清潔を保つことは患者にとって大切。それを患者に伝えられるよう、知識を持って対応する」としています。

ただし、患者に誠実に向きあう=自己犠牲になってはいけない。
そのためには、看護婦自身の休息や体調管理の重要性を訴えています。

「看護は滅法奉仕であってはならず、それにともなう報酬は大切。派出看護婦の報酬と地位を上げることが、女性の地位向上と自立に繋がる」と、大局で物事を考えた鈴木雅の考えに影響を受けているような気がします。

『実地看護法』大関和著 大関和 著『実地看護法』,新友館,大正15. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/921870 (参照 2026-07-31)

日本の看護の黎明期が始まる

来週は、第19週『黎明の翼』

黎明(れいめい)とは、「明け方」「夜明け」などの意味で、物事が始まるとき、新しい文化が始まるときという意味があります。

村で赤痢が発症し、りんは黒川医師から「防疫に力を貸してほしい」と頼まれ感染渦中の村へ。

いよいよ、赤痢の村で、看護婦に戻ったりんと黒川医師の戦いが始まります。

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