ニューヨークタイムズが紹介するヨーロッパにある10のタカラモノ (2/6ページ)
今ではチョコレートはベルギーのショコラティエによって芸術の域にまで高められ、世界中のスイーツファンを魅了しています。

3. ブタペストのパプリカ
ハンガリーのブタペストという街は日本人にあまり馴染みがないかもしれません。しかしながら、ブダペストは美しい世界遺産や荘厳な国会議事堂、そしてブダ城からの非常に美しい夜景などで、ヨーロッパでも有名な観光地です。
そのハンガリーの国民食といえば、グヤーシュ。コロンブスによってヨーロッパへともたらされたパプリカを、様々な品種をつくり育てたあげた国、それがハンガリーでした。
ブタペストの中央市場には、ハンガリー国内からは良質なフォアグラやパプリカなどのハンガリー食材が集積され、ハンガリー国外からは北はロシア方面から、東はルーマニアやセルビア方面から魚や肉が運ばれてきます。
その新鮮で良質な食材は、ブダペストの料理人たちを叱咤し、ハンガリー料理そのものの質の向上につながっていきました。次第にその噂は広まり、ハンガリー産の良質なフォアグラやパプリカなどはブタペストの中央卸売市場からウィーンやミュンヘン、パリなどに出荷され、西ヨーロッパ各地へハンガリーの食材を広めていく事になりました。
そんなハンガリー食材の質の向上にも一役買ったブタペストのパプリカ。ぜひ本場の味をお楽しみください。