捜査の仕方をも変えた歴史的殺人事件10+1選 (2/14ページ)
犯行の様子は、女性であるボンパードが、グッフェを自分の部屋に誘惑し招き入れ、カーテンの陰に隠れていたエイローがグッフェの首に縄をかけて絞め殺しました。そしてその遺体をトランクに詰めてトランクごと山間の渓谷に投げ捨てたのです。
法廷では催眠術が行われ、専門家たちが助言や証言をして、犯人の責任能力を問たのです。
当時はまだ発展途上であった心理学の科学者たちや、フロイドの師が神経学者のひとりとして召喚され、エイローより若く貧しく、彼から虐待を受けてきたボンパードはどうやってもエイローからの洗脳を振り切ることはムリだろう...といったやり取りの中、心理学的な証拠を提出し、エイローだけが死刑判決を受けることとなったのでした。
9:ヒ素反応を調べるため埋葬時に気をつけること

カレーには入れないで
前述の事件よりさかのぼること90年ほど昔、1800年代では深層心理がどうこうなどさっぱり検証は行われておらず、遺体に対する扱いはひどいもので、検死する前にもう埋められていたため掘り起こしたりと、遺体をどのように扱うかに苦心していたそうです。
パリで鑑定証人となった、スペイン人の元科学者マシュー・オルフィーラ。彼は自然な原因で死んだ遺体であっても、土中に埋められたらヒ素によって侵食されてしまうという説を唱えていたため、周囲から不評を買っていたそうです。
しかし1830年、自分の息子に毒を盛った父親の起訴について議論するために呼び出されます。