捜査の仕方をも変えた歴史的殺人事件10+1選 (6/14ページ)

Kotaku

彼女は刃物を持った男に襲われたと主張していましたが、ブセティッチは血まみれの現場で慎重に現場を検証しました。

そこで、家の扉に在るポストに血まみれの指紋が在ることを発見し、犯人のものだろうと採取します。ですがその指紋は母フランシスカのものと一致し、息子殺しが確定したのです。

そう、世界で初めて指紋鑑定で捕まった人物は、自分の子供達を刺殺した母親だったのです。


5:ヒ素検査の精度を上げたきっかけ

マリーはこんな人


被告ジョン・ボドルは、とある化学者を怒らせたことが発端となり、巡り巡って知りもしない女性マリー・ラファージュを死刑に追いやることになってしまいました。

ボドルは父の遺産を目当てにその父親を殺しましたが、法廷に呼ばれた化学者のジョン・マーシュが、ボドルの父毒殺の疑いを証明できなかったため無罪放免になります。しかしその後、ボドルは自らが犯した罪を自慢気に吹聴してまわるのです。

ヒ素は時間が経つとともに薄らいでしまうのですが、まだこの当時の検査精度では薄くなったヒ素反応をキッチリ調べることは出来なかったため、陪審員たちは化学者マーシュの言う事を信じる他なく、ボドルの罪を立証できないままだったのです。

しかしマーシュは、無罪を勝ち獲ったのに殺人自慢をするボドルに腹を立て、より精度の高い検査方法を完成させました。

「捜査の仕方をも変えた歴史的殺人事件10+1選」のページです。デイリーニュースオンラインは、コラムすごいカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る