捜査の仕方をも変えた歴史的殺人事件10+1選 (7/14ページ)

Kotaku

その後行われた別件、ラファージュの裁判ではマーシュの新検査が初めて行われ、亡くなったラファージュ夫の遺体で試されました。その夫は、エッグノッグを飲んだ直後に毒を盛られたということでした。しかし検査では遺体からの発見は何もないように思われたものの、実はエッグノッグから大量のヒ素が発見され、彼女は投獄されたのでした。

廻りまわって、ボドルがマーシュを怒らせたのがきっかけでヒ素検査の精度が上がり、ラファージュの罪が暴かれた形になったのです。もしも精度が低いままだったなら、ラファージュにも証拠が検出されなかったかもしれません。


4:銃火器と弾丸の特定方法

禁酒法時代のアメリカでは警察もギャングも使っていたトミーガン


1929年2月14日。ヴァレンタインのこの日に起こった惨劇をきっかけに、弾丸とそれを撃った銃を一致させる方法が確立されました。

事件のあらましは、ジョージ・バグズ・モーランと5人のギャングが、アル・カポネに届けられるウィスキーの搬送を襲います。その荷物が届くであろう倉庫に到着した彼らでしたが、そこに警察官の格好をした2人を含む合計4人の見知らぬ男たちが歩み寄り、モーランたちに壁際に並んで立つよう指示しました。

すると4人はモーランたちに向かって一斉射撃を開始。ひとりは12口径のショットガン、ふたりはトンプソン・サブマシンガンでモーラン一味を蜂の巣にしてしまったのでした。

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