ストーリーテリングとは何かを教えてくれる、完璧に近い映画10選 (6/9ページ)

Kotaku

本作のエンディングは衝撃的で、クレイグの全ての間違いの極致と感じられるでしょう。



■『ターミネーター』

ジャンルなんてものはツール


スラッシャームービー、ノワール・スリラー、テクノ・スリラー、そしてロマンスをバランスよくまとめ、他には無いストーリーに作り上げたのが『ターミネーター』。それだけでなく、アクションシーンにおける殺人ロボットの笑いのタイミング(コミック・タイミング)から美しいカメラワークまで、語るべき部分はたくさん存在します。

しかし、この映画の何がそんなに完璧に近くさせていて、ストーリーテラーにおいて学ぶべきことが多いのかと言えば、ジャンルというものを、サラ・コナーのキャラクターアーク(話が進むにつれてキャラクターに起きる一連の内面的変化)を描いていくためのツールキットとして使っているところでしょう。

低予算ゆえの地味な雰囲気すら、サバイバルというストーリーの中で効果を出しています。しかし、質素や地味だけで終わることなく、ラストでは未来の技術を詰め込んだ金属スケルトンを披露し、ジャンルに対する観客の期待にもしっかり応じているのです。



■『アップストリーム・カラー』

語らないが、全て見せる


『プライマー』でデビューした元エンジニアのシェーン・カルース監督長編SF作品『アップストリーム・カラー』。

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