ゾンビゲームの金字塔! 初代『バイオハザード』の規制と変更の歴史 (6/11ページ)
■『biohazard』(ニンテンドーゲームキューブ用/2003年)
この作品から『バイオハザード4』まで、タイトルの英語表記が全部小文字となりました。そして特筆しているのは、グラフィック性能の大きな向上による美しい描画。
全部を『ニンテンドーゲームキューブ』のために作り直したとあって、『プレステ』版の経験者でもほとんど別物という感覚でプレイできる作品になったのです、
全体を通して現代的になっており、背景画像がプリレンダリングになっていたりと、変更点はたくさん有るのですが、イントロの実写ムービーがCGに差し替えられたり、新しいエリアが加わったのも大きな変化でしょうね。当然武器やコスチュームにも変化があります。
ゾンビに捕まった時に、自動で発動するディフェンスもまた新たな要素です。ダガーナイフや閃光手榴弾、スタンガンなどがクリスとジルそれぞれに持たされています。
敵キャラクターでも、倒したはずのゾンビが、クリムゾン・ヘッドとして復活するのも目新しいところでした。これは部位破壊や灯油をかけて燃やさないといけない厄介なものです。
そして洋館を設計したジョージ・トレヴァーの娘、リサもまた不死身で厄介な敵ですよね。