数十年後の未来で、同性カップルに「レズビアンって何?」って質問されるのが夢【LGBTの今を知りたい Vol.2~牧村朝子INTERVIEW~】 (1/7ページ)

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数十年後の未来で、同性カップルに「レズビアンって何?」って質問されるのが夢【LGBTの今を知りたい Vol.2~牧村朝子INTERVIEW~】

歴史の授業やTV、書籍などを通して過去を振り返ったとき、ある種の差別や偏見が昔は当たり前であったことに驚かされることがある。長い歴史において人間社会には、人種や性別による権利の違いをはじめとする多くの凝り固まった価値観が生まれ、あるときは愛する二人を引き離し、そしてまたあるときは誰かを死に追いやってきた。

しかも、悲しいかな差別や偏見というものは、そうした意識を持つのはおかしなことだと唱える人が現れても、すぐには無くなることがないものなのだ。そもそも、人の意識を変えるには大変な根気が必要である。それでも強い意志を持って社会を変えるための行動を取り続ける人たちは、心の内にいかなる想いを抱えているのだろう?

【LGBTの今を知りたい】特集第2回目となる今回は、タレント業、傾聴ボランティア、執筆業を通して、周囲と共有しづらい悩みを抱えるすべての人にメッセージを発信し続けている牧村朝子さんにお話を伺った。

10歳から12年間、女性を好きになるのは悪いことだと思ってた

――牧村さんがフランス人の同性パートナーと結婚して、結婚後の幸せな様子をブログなどで発信されていることに勇気づけられている人も多いと思うのですが、牧村さんご自身も、同性愛者であることをカミングアウトできずに悩んだ時期がありましたか?

昔はそうでしたね。私は、10歳のときに初めて女の子を好きになったんですけど、それがいけないことだなんてもちろん思っていなかったんで、「◯◯ちゃんのことが好き」って公言してたんです。

ところがある日、当時9歳の弟が私に対して「このレズ!」って言葉を浴びせかけてきたことがあって、9歳の子がそんな言葉を知っててしかもそれを私に向けてくるってことは、もしかして私のせいで弟が「お前のねえちゃんレズ!」っていじめられてるんじゃないかしらと思ったんです。

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