『クロックタワー』シリーズ最新作『NightCry』河野一二三氏&清水崇氏にインタビュー (10/15ページ)
僕もこの20年間で『クロックタワー』の頃とは趣向も変わってきて、昔はあんまりピンとこなかったハーシェル・ゴードン・ルイスが好きになったり、ルチオ・フルチが良いと思えるようになったりと、キャパシティが増えたので、色んなホラー作品の中から昇華したものを出そうという意識が強くなりました。なので、本作に関しては特定の映画がどうというのはないです。
清水:河野さんのゲームプレイPVとか見ていても、ところどころ「この人心得ているな」と感じるポイントがありますね。この描写はホラー好きには刺さるだろうなというのが、アングルなどからわかります。
河野:監督にあるゲームオーバーイベントを見せた時に満足していただけたのが自分としてはすごく嬉しかったですね。ここは見せたいところなんだ! と思っていたので。
清水:単純にシザーウォーカーにやられるだけではないんです(笑)。そういうくすぐるポイントがあって、それを設定に取り込むというのは大変だと思うんですけどね。この期間中によくここまで作り込んで、プロモーションして、すごいなと思いました。
――おっしゃった通り、今では映画のゲーム化、ゲームの映画化が当たり前になり、そして映画的なゲームがヒットしやすくなっています。その影響で、海外ではゲームファンであり映画ファンでもあるという層も多いです。