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有史以来、人類を惹きつけてやまなかった疑問がある。この地球と呼ばれる星の外の世界には、どのような生命がいるのだろうか?
オリンポスの神々であれ、スタートレックのクリンゴン人であれ、これまで人がいくども繰り返してきたテーマだ。
科学によって宇宙についての理解が進むにつれて、今や地球外生命体発見のニュースも半ば期待できるようになった。
はたして、それは神々しい神のような姿だろうか?
それともグロテスクなクリーチャーであろうか?
だが研究者が予測する、いつの日か私たちが目撃するかもしれない生命体の姿形は、一般のイメージとはかなり異なっているかもしれない。
知的であろうがなかろうが、地球では不可能な形態が、ほかの惑星では存在し得るのである。ここでは、そうした科学的にはあり得るであろう地球外生命体の可能性を見ていこう。
・10. シリコン生命体
References:livescience / image credit:Elizabeth Ruck
地球のほとんどの生命は炭素を基に作られているが、それとよく似た構造と化学特性を持っているのがシリコンである。
炭素の原子と分子が形成する複雑なチェーンは、DNAという生物プログラムを内包できるくらい大きい。
コンピューターチップに用いられるシリコンもまた、適切な条件が整いさえすれば、独自のDNAを有機的に形成できる可能性がある。
しかも地球には生体構造にシリコンを利用した生物の事例まである。
特に知られているのは珪藻という藻類である。