京都を愛する旅行ライターが教える「絶対に外さない人気の京都観光20のスポット」 (21/21ページ)
■住所
京都市上京区堀川通一条上ル806
■交通
市バス「一条戻り橋」下車、徒歩2分
市バス「堀川今出川」下車、徒歩2分
地下鉄「烏丸今出川駅」下車、徒歩10分
●1,000体の千手観音立像が並ぶお堂は、長さも世界一の木造建築「三十三間堂」

「三十三間堂」として知られる天台宗妙法院の門跡・蓮華王院の本堂は、"33"という数字にこだわった寺院です。この数字は観音菩薩の変化身三十三身に基づく数を表しています。
長寛2年(1164年)、後白河上皇が政務を司った院政庁「法住寺殿」に、平清盛が造進して創建されたのが始まりです。約80年後に一度焼失しましたが、鎌倉時代の文永3年(1266年)に再建され、今日に至っています。
南北約120mの横に長いお堂は、木造建築では世界一、長い建物です。内陣の柱と柱の間数が33にあることから、三十三間堂と呼ばれようになったといいます。創建当時の外装は朱塗りで、堂内は極彩色の花や雲文様の飾られた華やかな建物だったそうですが、今はその名残はわずかです。
圧巻はなんといっても、千手観音坐像(国宝)を中央に配した1000体もの千手観音立像(重文)です。10列の段に等身大の立像が整然と並び人々を見下ろしています。この中に、会いたい人に似た顔の像が見つかる、といわれていますが、あなたも探してみませんか?
境内には豊臣秀吉ゆかりの南大門と「太閤塀」と呼ばれる築地塀があります。いずれも桃山時代の様式の重文・建造物です。また三十三間堂では、毎年、正月に歴史的な「通し矢」の流れを引く弓道大会が開かれ、京の風物詩の一つになっています。
■住所
東山区東大路七条西入
■交通
京阪電車「七条駅」下車、徒歩約7分
市バス「博物館三十三間堂前」下車、すぐ