京都を愛する旅行ライターが教える「絶対に外さない人気の京都観光20のスポット」 (20/21ページ)
境内には大小三島を配した広い鏡容池を中心とし、衣笠山を借景とした池泉回遊式庭園もあり、江戸時代にはこちらの方が石庭より人気があったそうです。石と砂だけの枯山水を鑑賞した後に見る緑豊かな庭は、また新鮮です。
紅葉の名所としても有名です。
■住所
京都市右京区龍安寺御陵下町13
■交通
京福電車「竜安寺道駅」下車、徒歩7分
●陰陽師ブームからメジャーな観光スポットに仲間入り。不思議なパワーを持つ「晴明神社」

京都の寺院の中でも異彩を放つ存在が「晴明神社」。平安時代のスーパー陰陽師、安倍晴明を祀った神社だからです。テレビや映画ですっかり有名になった晴明は孝元天皇の御後胤といわれ、幼少の頃から才気活発。独特の陰陽道を確立し陰陽寮天文博士として、朱雀、村上、冷泉、円融、花山、一条と六代の天皇に仕えました。
陰陽道の理論から吉凶を判断。晴明が定めた朝廷の祭政や日常の規範は、現在も宮中行事の規範とされています。寛弘2年(1005年)の没後、一条天皇によって晴明邸は晴明神社として祀られました。
晴明神社を訪れると、提灯や絵馬などあちこちに"五芒星"(ごぼうせい、晴明桔梗印)が目に入ります。ちょっと洋風テイストのマークと伝統的な神社建築のコントラストが、不思議な雰囲気です。死者がよみがえったという伝説の「一条戻橋」を旧材の一部で組み立て再現した橋や、清明が自由に操っていたという鬼神"式神"の石像や、晴明の念力によって湧き出たと伝えられる井戸があります。
近年の陰陽師ブームもあって、魔除けや厄除けになる五芒星のついたお守りなどのグッズは人気。毎年、秋分の日には「晴明祭」が行われ、湯立神楽、鼓笛隊、鉾車、飾馬の行列などが見られます。