激しいケンカはもしやDV!? 専門家に聞く、ケンカとDVモラハラの線引きとは (8/10ページ)

マイナビウーマン

足の引っ張り合いで、どんどん生きづらくなる状態を自ら招いています。2番目の事例は、これ以上傷つかないように彼女がバリアを張っている状態。“もう私はいいんです”といったどこか歪んだ諦めがあり、奴隷的な印象を受けるので危険ですね。 共依存状態にある女性によく見られるが「そんな人とはもう別れなよ!」と友人などが促しても、「本当は優しい人なんだよ」などと言って否定するパターン。別れるということは、彼を選んだ自分自身を否定することになり、自分を否定したくないという気持ちから、そうさせてしまう傾向があるのです。これはさっきお話した“認知的不協和”が芽生えた結果。この状態が続くと、彼がどんどん支配的になり、自分が自分じゃなくなってしまいます。そうなってしまっては手遅れです。

●あなたの友人は大丈夫? “共依存”状態にあるカップルの心理

DVモラハラ彼氏 ・彼女に依存されることに自分の存在価値を見出している。 ・その関係を維持し、居心地のいい関係を保つために、彼女をコントロールしたがる。

共依存彼女 ・彼に束縛されることに存在価値を見出している。 ・DVモラハラ彼氏と別れることは、彼を選んだ自分自身を否定することになる。 ・そのため周囲の忠告に耳を貸さなくなり、彼をほめたり守ったりする。

■DVモラハラ彼氏につかまらない方法、逃げ出す方法

――DVモラハラ彼氏につかまらないためにどうしたらいいのでしょうか?

小高先生:自分の幸福感や“こうありたい”という気持ち、自分の価値観を明確にして、自問自答してください。自分の中の基軸があることが大切です。もし「あれっ、本来求めている恋愛観とちがうかも」と違和感を覚えたら、冷静になって客観的に現状を見返してみてください。歩み寄れることと、譲れないものを精査し、理不尽な彼の態度に疑いの目を向ける勇気を持ってください。感情に流されず、彼が何故そのような行為に及ぶのか理由を考えてみましょう。このちょっとした違和感を覚えたときに対処すれば、DVモラハラ男に心をとらわれ共依存関係になることなく、回避できる確率が高くなります。

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