「15年以上」「夢歌う」五輪ソングの必要条件TOP3から2020年を予想 (5/9ページ)

バリュープレス


選ばれた和楽器バンドは2014年4月にデビューした、もちろんオリンピックテーマソング担当アーティストの中では最若手。詩吟や和楽器とロックを融合さ せた新感覚ロックエンタテインメントバンドだ。ギターやベースといった普通のバンド編成に加え、尺八、津軽三味線、和太鼓、箏(こと)の担当メンバーも存 在し、他にはない音楽を奏でている。
『起死回生』の歌詞は「逃げ出したくなる事もある」「弱った心 自問自答」「イヤな自分も愛して 前に進め」と、夢を歌いながらも、ただ上から一方的に前向きになることを煽るのではなく、そう簡単に強くはなれない人々に寄り添っているのも印象的。
そもそもの曲タイトルが『起死回生』であり、最初の自分の位置を低くおいているところが、我々さえない“永遠のオトナ童貞のための文化系マガジン・チェリー”的にも、親密度大である。
PVも、鈴木清順映画を思わせる絢爛豪華さで、障子の前で、桜の下で、メンバーが咲き乱れている。さらにはEXILEもビックリの人数の、和装のバックダンサーたちが華を添える。

https://www.youtube.com/watch?v=wKEAZv-w89Q

五輪をキッカケに知る、のもアリ!?
…… と、楽曲・PVのクオリティも高い和楽器バンド。彼らは、2015年に「ミュージックステーション」出演を果たし、2016年に武道館ライブを成功させて いる注目株ではあるものの、まだ世間の認知度は高くはない。その意味で、今回のテレビ東京の選択は、冒険的な選択であり、大抜擢といえるだろう。
そういえば、まだ国民的人気、と言える前の2008年、大幅なメンバー増員がおこなわれる前のEXILEの『Fly away』をテーマソングに起用したのもテレビ東京。
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