祝・創立110周年!多くの人に愛されたダイハツの珠玉の名車たち! (2/9ページ)

イキなクルマで

■ 目指したのは軽のクルーザー、アトレーphoto by ダイハツ工業株式会社

ハイゼットの乗用バージョンとして、1981年(昭和56年)から販売されているモデルがアトレーです。基本的なホワイトボディは、ハイゼットと共通のものを採用。当時のRVブームに乗って、販売台数を増やしていきました。途中1,300cc7人乗りの「アトレー7」なども発売されてトヨタにもOEM供給されましたが、現在は消滅。現行型は2005年(平成17年)より発売が開始された5代目となり、ロングセラー車種となっています。

■ファニーな外観で今も人気のミゼットⅡphoto by ダイハツ工業株式会社

小口配送に焦点を絞った初代ミゼットの再来といわれたクルマが、ミゼットⅡです。1996年(平成8年)から2001年(平成13年)に生産・販売されました。ボディタイプはトラックタイプとカーゴタイプの2種類があり、それぞれに4速MTと3速AT仕様が選択可能でした。快適性とは程遠いクルマでしたが中古車市場では現在も人気が高く、軽量なことから軽自動車をベースに行われる草レースの車両としても使用されることがあります。

■軽自動車馬力競争の要となったフェローphoto by ダイハツ工業株式会社

ハイゼットで軽4輪車のノウハウを学んだダイハツは、1966年(昭和41年)に念願であった軽乗用車のジャンルに進出します。そのダイハツ初の軽乗用車が、フェローです。国産車初の角型2灯ヘッドライトを採用したボディはスクエアなもので、スペース効率にも優れていました。エンジンは商用車からコンバートされた2サイクル2気筒356ccを搭載、最高時速は100km/hを誇りました。ここから、軽自動車のパワー競争が激化したのです。

■フェローシリーズの変わり種フェローバギィphoto by ダイハツ工業株式会社

1960~70年代は、実に多種多様な軽自動車が生まれていった時代でした。その中でもひときわ異彩を放つモデルが、1970年(昭和45年)に北日本を除く国内にて100台限定で販売されたフェローバギィです。

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