祝・創立110周年!多くの人に愛されたダイハツの珠玉の名車たち! (4/9ページ)

イキなクルマで

■軽ハイトワゴン界に新風を吹き込んだムーヴphoto by ダイハツ工業株式会社

1993年(平成5年)に発売されたスズキ・ワゴンRは、現在も続く軽ハイトワゴンの流れを作った革新的なモデルでした。これに対抗すべくダイハツが送り出したのが、ムーヴです。初代はアルファ ロメオ・155やフィアット・ティーポをデザインした、イタリアのデザイン会社I.DE.Aがスタイリングを担当したことが話題となります。現行モデルは6代目となり、高い安全性と効率に優れたパッケージングを武器にダイハツの屋台骨を支えています。

■軽ハイトワゴンへのアンチテーゼ、ネイキッドphoto by Kuha455405(CC 表示-継承 3.0)

ムーヴの発売で盛り上がりを見せる軽自動車市場でしたが、画一化されてしまい面白味に欠ける部分も存在していました。そんな中で登場したのが、ネイキッドです。「自由自在にクリエイティブカー」をコンセプトに、ユーザーがまさにプラモデル感覚でクルマをカスタマイズできる点が新たな試みでした。当時のメディアからは好意的に受け止められましたが市場の反応は冷たく、後継モデルも出ないまま1代限りで終わってしまいます。

■「軽のGTカー」の異名を持つソニカphoto by ダイハツ工業株式会社

ムーヴの登場で、一気に火が付いたハイトワゴン人気。一方で重心が高くなってしまい、運転する悦びというものが希薄になってしまいました。そうした状況から生まれたクルマが、ソニカです。伸びやかなワンモーションフォルムは、軽自動車であることを感じさせない優れたものでした。ロングドライブに非常に向いたキャラクターで、メディアでは「軽のGTカー」と評されることもありました。ぜひ復活してほしい、ダイハツの名車の1台です。

■スーパーハイトワゴンブームの火付け役タントphoto by ダイハツ工業株式会社

限られた寸法で、いかに広さを稼ぎ出すか。現代の軽自動車ではそれが至上命題となっていますが、そこで新たなブレークスルーを果たしたのがタントです。

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