祝・創立110周年!多くの人に愛されたダイハツの珠玉の名車たち! (1/9ページ)

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祝・創立110周年!多くの人に愛されたダイハツの珠玉の名車たち!
祝・創立110周年!多くの人に愛されたダイハツの珠玉の名車たち!

今年、創立110周年を迎えたダイハツ工業。国内の主要メーカーに比べるとどうしても軽自動車のイメージが強く、マイナーなイメージが付きまとってしまいますが、過去をさかのぼると名車と呼ばれるクルマも多く存在していました。ここでは、そんなダイハツの名車たちを一挙30台取り上げて特集。軽だけではない、ダイハツの魅力に迫ります。

■現在の礎を築いたダイハツ號photo by ダイハツ工業株式会社

ダイハツの歴史は、1907年(明治40年)にまでさかのぼります。輸入に頼っていたエンジンの国産化を実現すべく、大阪工業高等学校(現・大阪大学工学部)の学者や技術者が中心となり「発動機製造(株)」を興したのがルーツです。その後昭和に入ると三輪自動車のニーズが高まり、これに対応すべく発動機製造は自社生産を開始。これが「ダイハツ號HB型」と呼ばれるものです。改良型のHD型では、それまでのチェーン機構に代わりシャフトドライブ機構や差動装置も導入されるなど、非常に意欲的なモデルでした。

■日本の経済成長に貢献したミゼットphoto by ダイハツ工業株式会社

敗戦後の1951年(昭和26年)には現在のダイハツ工業に社名を改め、新たなスタートを切ります。そして創立50周年を迎えた1957年(昭和32年)に発売された名車が、ミゼットです。当時存在していた軽自動車免許に目を付け、全国に200数十万件あったといわれる従業員2人以上の小規模事業所・商店をターゲットに開発されました。オートバイ並みの低価格と維持が簡単であったことから大ヒットし、多くのミゼットが街を駆け抜けていく姿は戦後復興のシンボルとなります。

■軽商用バンの流れを作ったハイゼット

現在も続いている軽商用車のビッグネームというべき存在が、ハイゼットです。初代は1960年(昭和35年)、ダイハツ初の軽4輪モデルとして登場。乗用車的なバンをコンセプトに、充実した装備で多くのユーザーに支持されました。2代目からはキャブオーバータイプとなり、現在のモデルに通じるスタイリングを手に入れます。電気自動車やハイブリッド車も過去には販売されるなど、ダイハツの先進性を大きくアピールするモデルでもありました。

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