メンタリストDaiGoと東大ナゾトレ作家・松丸亮吾 天才兄弟が語る「頭のいい人になれる無敵の方法」 (3/11ページ)
仮に同じ学校の勉強をするのでも、公式を丸暗記するんじゃなくて、公式を導き出すところから体験すると、結果として身につく力は大きく変わってくる。何も考えずに「公式を当てはめればいいんでしょ」的な勉強の仕方で成績を上げた人は、「この公式は、こうなって、こうなっているから解を導き出せるんだ」という「発見」をしていないから、考える力がぜんぜん身につかないんです。
その結果、いままで見たことのない問題に直面すると途端に太刀打ちできなくなる。これでは、0から1を生み出す勉強ができていない。
DaiGo:問題との向き合い方しだいで、考える力が鍛えられるかどうかは、たしかに分かれますね。ナゾトキだって、すぐにヒントを見てしまっては効果半減で、すぐに答えを見たら効果はほとんどゼロになってしまう。
――問題との向き合い方によって変わるんですね。耳が痛いです……。DaiGo:大丈夫ですよ。考える力は誰でも鍛えられるし、年齢によって遅すぎるということもありませんから。
――今度はヒントをすぐに見ずに、がんばってみます。ところで「本当の考える力」という点を、もう少し掘り下げてみたいのですが、これはいったいどういうことなのでしょう? 発想力や思考力の元になるのは、どんな能力なんですか?DaiGo:クリティカルシンキングができるようになる、ということですね。日本語にすると「批判的思考」、つまり、何でもすべてを無批判に1つのパターンに当てはめて考えようとするのではなく、「本当にこの方法でいいのかな?」「あのやり方でもない、このやり方でもない」と批判を積み重ねて、究極の答えを導き出す能力です。
亮吾:クリティカルシンキングを鍛えると、粘り強く問題を「解決」することができるし、それ以前に、何もないところから問題を「発見」することもできるようになるよね。
DaiGo:そのとおり。人間は放っておくと、つい自分の都合のいい答えを出そうとするし、現状に甘んじてしまうところもある。