メンタリストDaiGoと東大ナゾトレ作家・松丸亮吾 天才兄弟が語る「頭のいい人になれる無敵の方法」 (6/11ページ)
DaiGo:ナゾトキは楽しみながら頭脳を鍛えるチャンスだから、すぐにヒントや答えを見ちゃうのはやっぱりもったいない。考えてわからなかったら次の問題に行くのもいいけど、いったん本そのものから離れたってOKなんですよ。
亮吾:たしかに。ナゾトキの本は試験会場で受けるテストでもないし、それもいいよね。
DaiGo:脳には「デフォルトモードネットワーク」といって、何もしていないときに情報の整理をする機能が備わっています。だから高い思考力を発揮している人の多くは、いったん徹底的に集中して考えて、壁にぶつかったら「やーめた」って、いったん問題を放り出してゴロゴロしたり散歩に行ったりして、あとから気が向いたらまた考える、という習慣がついている。そうすることで考えを前進させることができるのがわかっているんですね。ところが、生真面目な人ほどずっと座り込んで考えて、思考が袋小路に入り込み、「もうダメだ!」といって投げ出してしまう。それで結局、問題が解決できない。
◆脳のモヤモヤした状態が自分の可能性を広げる! ――「解けない問題がある」という、ある意味、不快なグレー状態に耐えることが、思考力を高める秘訣、といっていもいいかもしれませんね。DaiGo:そうですね。不安や緊張状態に置かれたほうが脳はよく働くというのは本当で、たとえば、整理されたテキストを読んだグループと、あえて混入された誤りを探しながらテキストを読んだグループとでは、後者のほうが記憶の定着率が高かったという実験結果もあります。人間の脳っていうのはモヤモヤしているときこそ、自分の可能性を一生懸命広げようとするものなんです。
亮吾:ナゾトキの魅力を味わいたいなら、やっぱり試行錯誤を楽しんでほしいなと思いますね。モヤモヤした状態を楽しむ、というか。それには本とにらめっこばかりしてないで手や口を動かす――紙に書いたり、声に出してみたりするのもおすすめです。頭以外も働かせることでもっと問題を楽しめるし、実際、ひらめきやすくなるんです。