メンタリストDaiGoと東大ナゾトレ作家・松丸亮吾 天才兄弟が語る「頭のいい人になれる無敵の方法」 (9/11ページ)
勉強は中途半端に終わらせて、いったん寝てから再開したほうが、記憶が定着しやすいということですね。これは「インターリービング睡眠」と呼ばれています。
――それが広まったら、学校の時間割も変わってしまいそうな……(笑)。思考力の高め方から、記憶力の高め方まで教えていただきましたが、ナゾトキでも「記憶」がカギになることはあるんですか?亮吾:ひらめきっていうのは、適切なタイミングで適切な知識を引き出せることでもあるので、そういう意味では記憶が重要になる問題もありますね。たとえば、同じ意味の単語を複数並べれば解ける問題で、「解き方のロジックはわかったのに1つだけ単語が思い出せなくて解けなかった」という声が多く聞かれたものもありました。
――知識の蓄積から、適時、ふさわしいものを引き出して活用するということも含めて、本当の考える力なんですね。DaiGo:世の中で画期的と言われているものも、ゼロから新しいものを作ったというよりは、意外とすでにある知識やノウハウを組み合わせて生かしているケースが多いですね。たとえばAmazonプライムの即日配達なんかも、実現を可能にした技術自体に目新しいものはありません。でも、普通に考えたら誰もが「無理でしょ」と思うことを、「本当に無理なのかな?」「ひょっとして方法があるんじゃない?」って考えて挑んだ人たちがいたから、今、プライム会員たちは、欲しいものを家で、しかも注文した当日に受け取れるというメリットを得られているわけです。僕たち人間の世界には、すでに膨大な知識や技術の蓄積があるわけで、それらの斬新な組み合わせ方、生かし方を考えついた人が、画期的なモノやサービスを生み出せるんだと思います。
亮吾:誰も考えつかないような組み合わせ方や生かし方を考える、というのも完全にパターン思考から脱した考え方だよね。すでにあるものを利用するのでも、他の誰かがうまくいったパターンの真似をしなければいいだけだし。
DaiGo:そうだね。誰かの真似をしない、人の裏をかいて考えてみるというのは、今後ますますビジネスで重要になってくる。