被災実態から乖離した東電の賠償 / 実損8億円に対し、わずか1600万円の和解案 / 原発20km圏内『凍天®』製造販売元 もち処木乃幡の現状 (12/13ページ)
そしてついに放送が決まり、2010年11月に再現ビデオ撮影が行われ、待ちに待った2011年2月24日に全国放映されました。
私は東京の読売テレビのスタジオの奥で、祈るような思いで『凍天®』を揚げ、撮影の様子を見守りました。『凍天®』を食べた全出演者が大いに盛り上がり、絶賛した時は、本当に天にも昇るような気持ちでした。
「おいしい。真似出来ない。」と、大手ドーナツ会社の商品開発チームをもうならせた、『凍天®』は、世界中どこにもない、木乃幡のオリジナル商品です。
揚げたての『凍天®』は格別で、サクッとしたドーナツの中はフワッとした触感で、さらにその後にヨモギの入った懐かしい味の「凍もち」が、噛むほどにモッチリと口の中に広がります。
本当にありがたいことに、福島本店には圧倒的な木乃幡ファンのお客様が多く、閉店までの1ケ月は常連の皆様が毎日毎日通ってくださり、閉店を惜しむ声、励ましや復活を期待する多くのお声をいただきました。本当にありがとうございました。
東京電力との交渉が、これほど長期間頑張っても思うように進まないなか、私たちは、自社の再建への別の道を探すべく、クラウドファンディングという新しい試みに挑戦する決心をしました。
未来を信じ、決してあきらめず、新福島本店を立ち上げ、軌道に乗せ、次の時代の木乃幡を作りたいです。倒れず、事業を継続し、力を取り戻し、生まれ変わって行きたいのです。
私たちは、毎日、『凍天®』1つ1つに、魂を込めて揚げています。
この1つの『凍天®』を食べてくださったお客様との出会いで、今の苦しい状況が変わる何か奇跡が起こるかもしれない。新しいきっかけが生まれるかもしれない。
そう願って、それぞれが真剣に持ち場を守り、餅を搗き心を込めて揚げています。
もし、本プレスリリースをお読みになった方々の中に、東京電力関連企業様、原発電力を使う他の電力会社様、原子力事業者様、政府、国会議員、復興庁、経済産業省、地方議員の皆様がいらっしゃいましたら、ぜひ、私たちの『凍天®』を一度でも食べていただきたい、そう心から願い続けています。