被災実態から乖離した東電の賠償 / 実損8億円に対し、わずか1600万円の和解案 / 原発20km圏内『凍天®』製造販売元 もち処木乃幡の現状 (3/13ページ)

バリュープレス




■木乃幡が直面した3つの苦悩


(1)原発事故20km圏内による避難指示


「秘密のケンミンSHOW」の放映からわずか13日後、東日本大震災が起こりました。

さらにその翌日、2011年3月12日15時36分、福島第一原子力発電所の1号機で放射性物質の放出を伴う事故が発生しました。

木乃幡は福島第一原発から20km圏内に本社工場があった為、5年間立ち入り禁止となりました。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2MDgwOCMyMTcxMjUjNjA4MDhfZVlYU2hGU1JzRi5qcGc.jpg ]


静岡県警察の放射能測定車両のアナウンスにより30分以内の即刻退去が命じられ、皆が着の身着のまま避難し、従業員も散り散りになりました。

「今こそ勝負」と思い投資・購入した全てのモノは、20km圏内の食料品の持ち出しは禁止の為、一瞬で産業廃棄物と化しました。

大量の食品材料、包装資材を含め1年分超の原材料(1億2,000万円相当)を残して退去するしかありませんでした。


仮に地震の被害だけであれば、工場設備を活かし、多くの被災者に役に立つ事が出来たでしょう。

しかし住民が避難した無人の町の工場は、野生動物に破壊され、荒らされていくことを避けられません。

木乃幡本社工場は、食品メーカーであるが故、一般事業所とは違い大量に食品材料が保管されていました。それが格好の餌となり、多種の野生動物を呼び込んだのです。
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