日本橋、遊郭、長屋…浮世絵で見る、江戸時代を生きる人々のタイムスケジュールはどうなっていた?【最終回】 (4/11ページ)
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江戸時代
悪抜正直曽我 戯作:恋川春町 国立国会図書館デジタルコレクションより
上の絵は“自身番所”の前にいる二人の人物を描いています。右側の先端に輪のついた鉄棒をもった人物が「自身番」です。この鉄棒を地面に突いて“チャリン、チャリン”と鳴らしながら夜の町を見廻りました。
もう一つ自身番には「火の番」という重要な役目もありました。上掲の絵にあるように自身番所の前には水を蓄えた桶や提灯・纏などが描かれています。そして最初にご紹介した「類聚近世風俗志」の“木戸番小屋”には小さな“火の見櫓”が描かれています。
いざ火事が起こると、火消人足たちは自身番所に集まり火消しの道具を持って火事場へと向かいました。