「鎌倉殿の13人」八重ロス続出でも落ち込んでる暇なし!続々と歪んでいく勝者たち…第21回「仏の眼差し」振り返り (10/12ページ)
まぁ、義時がそこまで開き直るまでにはまだまだ時間がかかりそうです。
八重の死を知らず、義時は……そして八重の死。知人の「ガッキー(※新垣結衣の愛妾)!」と叫ぶ幻聴が聞こえたような……それはさておき。
全国各地で相次ぐ八重ロスに水を差すようで申し訳ないのですが、その画面作りにはいささか疑問が残りました。
川に流され、岩にしがみついていた鶴丸を見て、かつて川で殺された千鶴丸(演:太田恵晴)がフラッシュバックした八重(実際には目撃していませんが、ずっと心の片隅に想起していたのでしょう)。
冷静さを失って川へ駆け込み、鶴丸を抱え戻って来てからいきなり流された点に、どうしても違和感を否めません。
画面を見る限り、鶴丸を三浦義村(演:山本耕史)に預けた八重が最後に立っていた場所の水位は膝下くらい。
そこから力尽きて倒れたとして、成人女性があっけなく流されてしまうというのは、そうそう考えられることではありません。
もちろん水量や水流によって(例えば八重の立っていた一歩後ろがすごく深く、かつ川が激流だった、など)不可能ではありませんが、そんな状態の川で子供を遊ばせるというのは、ちょっと不注意が過ぎます。
ところで子供たちが遊んでいたのは、鎌倉のどの川(という設定)だろう(イメージ)
だから、川の流れはごく穏やかであったとするのが自然です。それでも水難事故は起きるのですから、八重と義村があんなに離れて駄弁っているのもいかがなものでしょうか。