「鎌倉殿の13人」八重ロス続出でも落ち込んでる暇なし!続々と歪んでいく勝者たち…第21回「仏の眼差し」振り返り (9/12ページ)

Japaaan

「いい加減にしなさい!」頼朝を叱りつける政子(イメージ)

「知ってて言っているなら人が悪いし、知らないで言っているなら気遣いがなさすぎます。どっちにしても私は不愉快です」

これには喝采を送った視聴者も多かったのではないでしょうか。確かに頼朝の発言は、聞いていられたものではありません。

他にも「金剛は小四郎よりもわしに似ている」とか何とか……どこまでもヘイトを集め続ける頼朝に、さすがの義時もうんざりした様子。

「言われるままに非道なことをしている自分が情けない」

頼朝の無神経な発言にうんざりする点は共感するとしても、この発言は頂けません。だって非道と承知で従うと決めたのは、他ならぬ義時自身なのですから。

どうしても許せないなら出家遁世するなり謀叛を起こすなり、そこまでいかずとも諫言した上で命令を拒否するなど、とれる態度はいくらでもあるはず。

「そんな事を言ったって、自分には守るべき家族も一族も所領もあるんだ!」

もちろんそれは否定しませんが、だったら文句を言うのは筋違い。自分だけいい子でいようったってそうは問屋が卸しません。

義村の「お前は頼朝に似てきているぜ」ではありませんが、頼朝の手先となって非道なことをしている義時は頼朝の共犯。八重や金剛や一族や所領を守るため、鬼にも悪にもなるべきではないでしょうか。

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