「鎌倉殿の13人」八重ロス続出でも落ち込んでる暇なし!続々と歪んでいく勝者たち…第21回「仏の眼差し」振り返り (8/12ページ)

Japaaan

ちなみに、焼いた鰯の頭が魔除けになると言うのは節分によくやる「焼嗅(やいかがし)」でしょう。女性陣は一様に眉を顰めますが、都育ちのりくはもちろんとして、身重そうな女性は大きく袖を上げるなどしていました。

そう言えば、八重も手伝う時にはっきり顔をしかめていました。もしかして第二子を妊娠していたのかも知れません(悪阻があると食べ物系の匂いに敏感になるとか)。

政子が「あなた、最近変わった?幸せそう」などと言っていたのは、義時や子供たちとの幸せな生活はもちろん、妊娠していたから……だとすれば、死の悲劇がよりいっそう引き立つことでしょう。

まだ覚悟が足りない義時と、まだヘイトを集め足りない?頼朝

さて、幸せに暮らす八重と義時ですが、頼朝はこれでもかとばかりヘイトを集めるべく意地悪(元彼マウント)に余念がありません。

「昔、待ち合わせをした桜の木が切り倒されていた」

(そりゃ、アンタとの交際が黒歴史だからだよ!)

「伊東屋敷の裏にある地蔵が二体に増えておった」

(それは殺された千鶴丸を供養するためのだよ!)

「今度、伊豆山権現に……」

(そこには千鶴丸の墓がありますよね?)

八重の「もうほんといい加減にしてくれ」と言わんばかりの苦笑いが、胃に悪いですね。いい加減にしなさい、とばかり政子(演:小池栄子)がピシャリと制します。

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