「鎌倉殿の13人」これは謀反か敵討ちか…第23回放送「狩りと獲物」振り返り (1/9ページ)
「これは敵討ちを装った謀反ではなく、謀反を装った敵討ちなのです」
曽我兄弟の討ち入りを美談に仕立て上げることにより、鎌倉殿への不満を見事に封殺した北条義時(演:小栗旬)。
よく考えたもんだと感心し、助けられた感謝の反面、義理の甥さえ冷徹に切り捨てた義時に面食らう北条時政(演:坂東彌十郎)。
一方、源頼朝(演:大泉洋)が襲撃されたとの急報に接した鎌倉では、それぞれの野心が鎌首をもたげます。
このままでは鎌倉が滅ぶ……比企能員(演:佐藤二朗)に推されて後継者に名乗りを上げた源範頼(演:迫田孝也)は、無事に帰還した頼朝から謀反を疑われることに。
さて、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第23回放送は「狩りと獲物」。獲物とは獣だけでなく、曽我兄弟にとっては頼朝のことも指していたようです。