「鎌倉殿の13人」これは謀反か敵討ちか…第23回放送「狩りと獲物」振り返り (4/9ページ)

Japaaan

※『吾妻鏡』建久4年(1193年)5月16日条

【意訳】万寿が鹿を射止めた場所で矢口の祭りが行われました。義時が三色(黒・赤・白)の餅をお供えします。
一枚の折敷(おしき。器)に黒餅3つ、赤餅3つ、白餅3つが左から並べられ、餅の大きさは長さ8寸×幅3寸×厚さ1寸(約24センチ×約9センチ×約3センチ)。この折敷が三枚供えられました。
狩野介宗茂(かのうのすけ むねもち)は勢子(せこ。獣を茂みなどから追い立てる役目の者)の分の餅を供えます。
頼朝と万寿は笹に行縢(むかばき。下半身を保護する毛革)を敷いて座り、傍らには足利上総介義兼(あしかが かずさのすけよしかね)・義時・三浦介義澄(演:佐藤B作)が控えていました。
お供えした矢口の祝い餅はこの日特に猟果のよかった御家人に与えられ、一番手には工藤庄司景光(くどう しょうじかげみつ)、二番手は愛甲三郎季隆(あいこう さぶろうすえたか)、三番手は曽我太郎助信(そが たろうすけのぶ。曽我兄弟の継父)が選ばれます。
祝い餅の授与係は梶原源太景季(演:柾木玲弥)・工藤左衛門尉祐経(演:坪倉由幸)・海野小太郎幸氏(演:加部亜門)が務めます。
最初に呼ばれた景光は前に進み出て蹲踞(そんきょ。力士が取組前にとるポーズ)をとり、白い餅をとって真ん中におき、その右側に赤餅、左側に黒餅を並べたあと、これらを(上から黒・赤・白の順に)重ねてそばに転がっている倒木の上に置きました。
これはいただいた祝い餅を山の神様に奉げるポーズであり、再び餅をまとめて手にとり、三回かじります。
一口目は真ん中、二口目は左側、三口目は右側をかじってから、矢叫び(やたけび)の声を上げました。しかし餅をかじって喉が渇いてしまったのか、とても小さな声でした。

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