「鎌倉殿の13人」これは謀反か敵討ちか…第23回放送「狩りと獲物」振り返り (6/9ページ)

Japaaan

「だって鹿でしょ?」そっけない政子の態度。でも本当は……

さて、とにもかくにも「大きな鹿を射止めた」ということになった万寿。その成果を御台所へ伝えるため、『吾妻鏡』では梶原景時の次男である梶原平次景高(へいじ かげたか)が鎌倉へ走っています。

が、今さら登場させるのもアレなので、ここは万寿の乳母父である比企能員が痛むお尻or足をこらえて駆けつけました。

しかし政子(演:小池栄子)は「大したことない。だって鹿でしょ?」とそっけないこと。隣の大姫(演:南沙良)も「鵺でも射たというならともかく……」と追い討ちをかけます。

鵺を射止める源頼政。歌川国芳筆

この(ぬえ)とは伝承上の怪鳥(諸説ありますが頭はサルで手足はトラ、腹はタヌキで尾は蛇とのこと。鳥要素が皆無ながら、あくまで鳥ということに)で、かつて源頼政(演:品川徹)が射落としたという伝説で有名です。

何だ、わざわざ伝えてやったのに……憮然とする能員を尻目に立ち去った政子と大姫ですが……。

政子「帰ったら、うんと褒めてやりましょう」

本当はとても嬉しかった政子と大姫。

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