「鎌倉殿の13人」時政・りくの謀叛計画「牧氏の変」を慈円はこう見た。第37回放送「オンベレブンビンバ」予習 (2/8ページ)

Japaaan

『国文学名家肖像集』より

これまで『吾妻鏡』『保暦間記』で紹介してきた時政のクーデター計画「牧氏の変」を、今度は『愚管抄』より紹介。作者の慈円(演:山寺宏一)は遠く鎌倉で勃発した騒動をどのように見てきたのか、また違った角度から切り込んでみましょう。

娘たちを有力者に嫁がせ、勢力を拡大する“りく”

……時政わかき妻をもうけてそれが腹に子どももうけ、娘多く持ちたりけり。
この妻は大舎人允宗親と云いける者の娘なり。舅とて大岡判官時親とて五位尉になりてありき。
その宗親。平頼盛入道がもとに多年仕えて、駿河国の大岡牧と云う所を治(しら)せけり。
武者にも非ず、かかる者の中に、かかる果報の出(い)で来る不思議の事なり。娘の嫡女にはともまさ(朝雅)とて源氏にてありけるはこれ義(大内惟義)が弟にや。源頼朝が猶子と聞こゆる。
この友正(朝雅)をば京へ上ぼせて院に参らせて御笠懸の折も参りなんどして遣わせけり。こと娘どもも皆公卿殿上人どもの妻に成て過ぎけり。
※『愚管抄』第六巻より(読みやすく改行したり、カナ→かな、に直したり、脱字を補ったりなどしています。

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